[カーディフ 31日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のソーンダーズ委員は31日、英国の欧州連合(EU)離脱が困難なものになる事態に備えて金利を過去最低水準に据え置くのは不適切との見解を示し、直ちに利上げを開始すべきと主張した。

ソーンダーズ委員は、カーディフでの講演で「経済を急減速させるほどブレーキを踏む必要はない。だが、それほど強くアクセルを踏む必要もないと考える」と語った。

また、EU離脱が円滑に進まない場合、金利への影響は確定的なものではないと指摘。ポンド安により、同委員が短期的に3%となると予想しているインフレ率がさらに上昇する可能性があるとの見方を示した。

同委員は、BOEはポンドの水準に「無関心ではない」としたカーニー総裁の発言に触れたが、懸念している特定の水準があるわけではないと述べた。

同委員は、今後数四半期の国内経済について「それほど悪くない」状態になると予想。昨年のポンド急落以降、輸出は回復が見られると指摘した。国内経済における緩み(スラック)は全く、もしくはほとんどないとの見方を示し、主に賃金上昇などにより国内で生み出されたインフレ圧力は高まると見込んだ。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)