投資信託おすすめ比較[2017]
2017年9月5日公開(2017年9月5日更新)
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ザイ・オンライン編集部

「インデックスファンド」の意味や特徴から、
代表的な銘柄まで、初心者にもわかりやすく解説!
低コストで簡単に分散投資できるのがメリット!初心者でもわかる!やさしい投資用語

インデックスファンドは
特定の指標と同じ動きをする投資信託

 インデックスファンドとは、特定の指標(インデックス)と同じ値動きするよう運用される投資信託のこと。「インデックス型投資信託」や「パッシブファンド」と呼ばれることもある。また、インデックスファンド以外の投資信託は、「アクティブファンド」と呼ばれる。

 インデックスファンドの指標には、日経平均株価やNYダウといった「株式指数」や、NOMURA-BPI 総合のような「債券指数」などが使われる。こうした基準となる指標は、その投資信託の「ベンチマーク」と呼ばれる。

 例えば、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」は、日経平均株価をベンチマークとしており、基準価格と日経平均株価の値動きは下のグラフの通り。

■「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」の運用実績
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」の運用実績「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」の運用実績。基準価格とベンチマーク(日経平均株価)が、ほとんど同じ値動きをしている。 出典:「マンスリーレポート」(2017年7月末時点)
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 線が重なっていて少し見にくいが、青色の基準価格と黄色のベンチマーク(日経平均株価)が、ほぼ同じ値動きをしていることがわかる。

【インデックスファンドの特徴・その1】
バランス良く市場全体に分散投資ができる

 投資信託の値動きを特定の指標と同じにするには、指標を構成する銘柄を、すべて同じ比率で保有することが必要となる。厳密には一部先物などで保有している場合もあるが、原則的には「インデックスファンドの構成銘柄と構成比率=指標の構成銘柄と構成比率」だ。

 例えば、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」であれば、日経平均採用銘柄である225社の株を、日経平均株価と同じ割合で保有している。そうすることで、自動的に日経平均株価とまったく同じ値動きとなる。

 株式指数や債券指数といった指標は、できるだけその市場全体の値動きを表すように構成銘柄と保有比率が決められる。例えば、日経平均株価であれば東証1部上場の銘柄のうち代表的な225社の株価を、TOPIXであれば東証1部に上場するすべての銘柄の株価を元に計算される。

 つまり、日経平均連動型やTOPIX連動型のインデックスファンドをひとつ持っていれば、それだけで東証1部全体をバランス良く分散投資することができるということ。「投資信託ひとつで、東証1部全体を丸ごと保有できる」と言ってもいいだろう。

 中には、たった1本で世界中の株式市場に分散投資できるインデックスファンドもある。例えば、「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」は、「MSCI ACワールド指数」をベンチマークとしたインデックスファンドで、アメリカやイギリス、フランスといった先進国から、中国、インド、ブラジルといった新興国まで、世界中の国の株にバランス良く分散投資できる。

【インデックスファンドの特徴・その2】
運用コスト(信託報酬)が安い

 インデックスファンドで、もうひとつ忘れてはいけない重要な特徴は、運用コストが安いことだ。

 投資信託は、購入手数料や換金手数料のほか、保有しているだけで「信託報酬」というコストがかかってくる。信託報酬は、購入手数料のように投資家が直接支払うコストではないが、投資信託の資産の中から間接的に支払われる。つまり、信託報酬が高い投資信託は、その分、基準価格も上がりにくくなるのだ。

 信託報酬は、投資信託を運営するためのコストだ。売買委託手数料や運用報告書の作成費用といった費用のほか、ファンドマネージャーの報酬や銘柄の調査費用などに当てられる。

 しかし、インデックスファンドは、ベンチマークに連動することを目指しているので、保有すべき銘柄とその量は計算により自動的に決まる。高額な報酬を求めるファンドマネージャーも調査費用も一切必要ない。つまり、その分、インデックスファンド以外、いわゆるアクティブファンドより、遥かに運用コストを抑えることができる。

 下の表は、日本株で運用するインデックスファンドとアクティブファンド、それぞれ純資産総額の多い5銘柄を並べたものだ。比較すると、インデックスファンドの信託報酬のほうが断然安いことがわかる。

■インデックスファンドとアクティブファンドで、純資産総額の多い5銘柄を比較
分類 投資信託名 純資産(億円) 信託報酬(税込)





インデックスファンド225 1923 0.56%
MHAM株式インデックスファンド225 1379 0.59%
日経225ノーロードオープン 1336 0.86%
ニッセイ 日経225インデックスファンド 1129 0.27%
三菱UFJ インデックス225オープン 739 0.67%
分類 投資信託名 純資産(億円) 信託報酬(税込)




フィデリティ・日本成長株・ファンド 3600 1.65%
さわかみファンド 3013 1.08%
ひふみプラス 2566 1.06%
日本株アルファ・カルテット(毎月分配型) 2126 1.90%
野村日本高配当株プレミアム(通貨S)毎月 1250 1.60%
※2017年9月1日時点。モーニングスター公式サイトのファンド検索機能で、純資産総額の上位5銘柄ずつをピックアップ。条件は、「国内株式型」、「DC(確定拠出年金)区分、SMA(ラップ口座)区分、ETF区分を除く」。

インデックスファンドを使った「インデックス投資」は
世界中で評価されている

 「投資信託ひとつで、市場全体にバランス良く分散投資が出来る」「低コスト」というインデックスファンドの2つのメリットを最大限に活かす投資法方法が「インデックス投資」。インデックス投資をひと言で説明すると、「インデックスファンドを使って世界中に分散投資し、長期保有することで利益を狙う投資法」となる。

 インデックス投資は、投資初心者でも簡単に実践できる、一見シンプル投資法だ。しかし、実はノーベル経済学賞を受賞した高度な経済理論がベースとなっており、非常に優れた投資法と世界中で評価されている。

 下の記事では、インデックス投資を実践している個人投資家の考え方や具体的な投資手法についてくわしく解説しているので、興味がある人はぜひ一読して欲しい。

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インデックスファンドの種類と
代表的なインデックスファンド

 インデックスファンドは、投資対象の種類(資産クラス)やベンチマークとする指標(指数)によって分類される。インデックスファンドで使われる代表的な指数をまとめてみた。

■インデックスファンドのベンチマーク使われる主な指数
投資対象 資産クラス 指数
株式 日本株式 日経平均株価
TOPIX(トピックス)
東証マザーズ指数
米国株式 ダウ平均株価(NYダウ)
S&P500指数
NASDAQ(ナスダック)指数
イギリス株式 FTSETM100指数
ドイツ株式 DAX30指数
先進国株式(日本を除く) MSCIコクサイ・インデックス
新興国株式 MSCIエマージング・インデックス
債券 日本株式 NOMURA-BPI総合指数
先進国株式 シティ世界国債インデックス
REIT 日本株式 東証REIT指数
先進国株式(日本を除く) S&P先進国REITインデックス

 同じ資産クラス、あるいは同じ指数をベンチマークとするインデックスファンドは、何種類も存在する。特にここ数年、低コストで魅力的なインデックスファンドが増加している。例えば、日経平均連動型の代表的なインデックスファンドだけでも、次のように数多くつくられている。

【日経平均株価(日経225)に連動する主なインデックスファンド】
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
日経225 インデックスe
iFree 日経225インデックス
たわらノーロード 日経225
SMT 日経225インデックス・オープン
i-Mizuho国内株式インデックス
野村インデックスファンド・日経225(Funds-i日経225)
eMAXIS日経225インデックス

 同じ指数をベンチマークとするインデックスファンドは、ほぼ同じ値動きをするので、実際に購入する際は、信託報酬や純資産総額などを参考に商品を選ぶことになる。代表的なインデックスファンドのコストや純資産総額は、以下の記事でくわしく解説しているので、参考にしよう。

【関連記事】
【2017年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ライキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?

 以上、今回は「インデックスファンド」の意味や特徴、メリットなどを解説した。

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