[ワシントン 31日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は31日、テキサス州南部を直撃したハリケーン「ハービー」の影響によって、連邦債務上限引き上げの期限が前倒しになる可能性があるとの見解を示した。

ムニューシン長官はCNBCとのインタビューで、ハリケーン関連支出の発生に伴い「9月の歳出に何らかの影響が出るだろう」とし、「債務上限に達する時期についても数日間の影響が及ぶ可能性がある」と語った。また法人税収が入る9月15日以降、見通しが変わる可能性があるとした。

長官は7月、米国の債務不履行(デフォルト)回避に向け、9月29日までに債務上限を引き上げるよう議会に要請している。

「ハービー」関連救済法案に連動した債務上限引き上げの是非については「最終的には(制約のない)『クリーン』な引き上げが望ましいと個人的に考えるが、引き上げを何かと連動させたいのなら、それはそれで問題はない」と述べた。

また上限引き上げを巡って共和、民主両党の指導部と協議を重ねており、引き上げは行われると引き続き確信しているとした。

金融規制改革に関するトランプ政権の立場は連邦準備理事会(FRB)とそれほどかけ離れていないと指摘。次期FRB議長候補の選定プロセスに携わるムニューシン氏は、有力候補に関するコメントは差し控える一方、現職のイエレン氏との関係について、週ベースで会い、規制を含め多岐にわたる問題について非常に建設的な話し合いを行っていると述べた。

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