[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比38円57銭高の1万9684円81銭となり、小幅に3日続伸した。米景気に対する楽観的な見方や税制改革への期待で前日の米国株が上昇、為替も1ドル110円近辺まで円安方向に振れたことで主力大型株の一角に買いが先行した。一時は89円高まで上昇したが、連日上昇の反動で利益確定売りが出たほか、今晩には米雇用統計やISM製造業景気指数など米重要指標の発表を控え、次第に様子見姿勢が広がり、伸び悩む展開となった。

TOPIXも小幅続伸。東証33業種中、空運が上昇率トップ。ゴム製品がこれに続いた。不動産、電機なども高い。半面、電気・ガス、水産・農林、非鉄金属などは値下がりした。東証1部の前場の売買代金は8980億円と低調だった。市場では「上方修正期待の強い銘柄や比較的安定感のあるバリュー系銘柄に資金が流入している。指数の動きは鈍いものの、先高期待は徐々に戻りつつある」(むさし証券ストラテジストの中島肇氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり991銘柄に対し、値下がりが859銘柄、変わらずが171銘柄だった。