あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。5回目の今回は、第3次安倍改造内閣の発足を受け、安倍首相の行動をデータから分析した「安倍首相『親密度』ランキング」です。(週刊ダイヤモンド編集部 小島健志)

首相との面会日数で
ランキングを作成

「それぞれの首相が、どんな交友関係を持っているか、一目瞭然の情報の宝庫でもあります」

 ジャーナリストの池上彰さんは、著書『今日の総理』(ビジネス社)で、新聞の片隅に掲載されている「首相動静」に着目し、このように述べています。

 首相動静とは、首相の前日の行動を細かく示したものです。

 首相官邸には、全国の新聞社やテレビ局、通信社などで構成される「内閣記者会(通称・官邸記者クラブ)」があり、そこに属している若手政治記者が、昼夜問わず首相を追いかけています。通称「総理番」と言います。

 総理番は、首相に張り付いて発言を取材したり、会合先の料亭やホテルに付いていったりして、首相の行動を常に記録しています。もちろん、首相と面会をした人にも直接、確認を取っています。

 つまり、首相の行動は、総理番によって常に見張られており、日々その情報が小さな欄にまとめられているというわけです。そのため、首相の交友関係を知る上で、まさに「情報の宝庫」と呼べるでしょう。

 そこで今回、「ダイヤモンドDATAラボ」では、第2次安倍内閣の発足後から、第3次改造内閣の誕生まで(2012年12月26日~2017年8月3日)を対象にしてテキストマイニングを実施。“首相が誰と会っていたのかランキング”を作成しました。題して「首相親密度ランキング」です。

 ただ、この面会日数は、面会の回数とは異なります。1日に複数回、面会した場合でも「1日」としてカウントしているからです。面会回数にすれば、もっと多い人もいます。