[チューリヒ 31日 ロイター] - スイス金融大手UBS<UBSG.S>は31日、同行が主導するデジタル通貨決済制度の開発に、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など6行が新たに加わったと発表した。

各行は、主要各国の中央銀行が発行する通貨と等価で交換できる「ユーティリティ・セトルメント・コイン(USC)」を開発し、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を用いて迅速に決済できる制度を作る。

UBSの戦略投資・フィンテック開発責任者は英フィナンシャル・タイムズ紙に対し、各国中銀および規制当局と協議中で、来年後半に「限定的な稼動」を目指していると述べた。

UBSは2015年9月、ロンドンのブロックチェーン企業クリアメイティクスと共同でこの構想を発表し、その後米BNYメロン<BK.N>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>、スペインのサンタンデール<SAN.MC>、ブローカー企業ICAPが加わっていた。

今回新たに参加したのは三菱UFJのほか、英バークレイズ<BARC.L>、クレディ・スイス<CSGN.S>、カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース<CM.TO>、英HSBC<HSBA.L>、米ステート・ストリート<STT.N>。

USCは対応する通貨の銀行預金と等価で交換できるため、中央銀行の現金資産によって完全に担保される形になる。USCでの支払いは、対応する通貨での支払いと同じ意味を持つ。

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