[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の110円前半だった。米雇用統計を控えてドル/円もユーロ/ドルも調整的な売買が続いた。

米雇用統計については、前哨戦とされるADP全米雇用報告が良い内容だったことから、一部で期待が高まっているという。ドルは午後1時前に109円台に下落したが、午後3時にかけてじりじり値を戻した。

ただ、小動きの範囲内。午後のドル/円のレンジは上下15程度にとどまった。

すでに発表されている7月の米消費者物価指数(CPI)は予想を下回り、コア個人消費支出(PCE)物価指数も低い伸びとなっている。加えて、米国では税制改革の不透明感や債務上限問題なども懸念され、雇用統計が強い内容となっても、ドルの大幅な上昇にはつながらないとの見方も出ていた。

逆に、「予想を下回るような悪い数字が出た場合には、ドル売りの反応がはっきり出やすいのではないか」(FX会社)との意見が聞かれた。

ユーロについては、投機筋も実需筋もユーロ・ロングに傾いているが、1.19ドル半ばでロングにしたユーロについては、一部の投機筋は、既に巻き戻してユーロ売りを実行済みで、現行の水準で米雇用統計の発表を待つ構えだという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.08/10 1.1892/96 131.94/98

午前9時現在 110.12/14 1.1907/11 131.14/18

NY午後5時 109.96/99 1.1908/12 130.96/00

(為替マーケットチーム)