[1日 ロイター] - マークイット/CIPSが発表した8月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は56.9と、7月の55.3から上昇した。ロイターのまとめたすべてのエコノミスト予想を上回った。

製造業が英経済に占める割合は10%程度に過ぎない。ただIHSマークイットのディレクター、ロブ・ドブソン氏は、力強い8月の動きが第3・四半期の経済成長を支えると述べ、英中銀のタカ派が利上げの主張を強める可能性を指摘した。

また、大企業・中小企業ともに改善兆候がみられることから、製造業は目先成長を維持するとの見通しを示した。

生産は7カ月ぶり、新規受注は3カ月ぶりの大幅な伸びだった。

輸出の伸びは若干鈍化したものの、欧米の主要市場の旺盛な需要やポンド安に支えられた。

ING銀行のエコノミスト、ジェームズ・スミス氏は、ポンドが2015年11月以来約20%下落しているのに対し、製造業の生産はわずか2%しか伸びていないと指摘。

さらに「経済の勢いが総じて鈍化し、内需主導によるインフレ実現が難しいとみられる中、英中銀による利上げ開始はまだ先になると考えている」と述べた。

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