そんなユーザーのかゆいところに手が届きそうなシステム・ロボアドバイザー(「野村のゴールベース」(野村証券)、「投信工房(松井証券)」等)が出てきました。年齢、資産運用の経験、リスク許容度等を入力すると、その人に合った資産配分や投資信託を選ぶアドバイスをしてくれるものです。今、30~40代を中心にロボアドバイザーへの関心が比較的高い傾向が見られます。ロボアドバイザーの話題が浸透していけば、今後、他の年代層でも利用する人が増えていくでしょう。

 また、FXの取引を行うユーザーは、半数以上がスマホの専用アプリを活用しています。ユーザーが出先でも取引できるように、スマホの取引画面は非常にシンプルで使いやすく設計されており、パソコンの環境と遜色ありません。レスポンスの速さや操作性の良さも証券会社を選ぶ決め手になっているといえるでしょう。

 明日は銀行を取り上げます。

(リサーチ部門スペシャリスト 高橋 花)

【調査概要】
J.D.パワー アジア・パシフィック
2017年日本投資サービス顧客満足度調査
日本投資サービス顧客満足度調査は、民間の銀行、証券会社で、投資信託・株式・外貨預金・FXなどで資産運用を行っている個人投資家を対象に、直近1年間のサービス利用経験に対する満足度を調べたもので、全国の18歳以上の男女を対象にしている。6回目となる本年調査は、2017年5月にインターネット調査にて実施し、1万8585人から回答を得た。

当調査では、サービス形態をもとに「対面証券」「ネット証券」「全国系銀行」「地方系銀行」「新形態銀行」「信託銀行」の6部門に分けて集計した。