[デトロイト 1日 ロイター] - 調査会社ワーズオートが発表した自動車メーカー各社による8月の米販売台数(乗用車・小型トラック)は季節調整済みの年率換算で1603万台と、前年同月の1713万台から減少した。

オートデータによると、米販売台数は年率1614万台だった。

8月の販売動向は低調な内容となったものの、米自動車メーカー大手の株価は上昇。テキサス州南部を襲ったハリケーン「ハービー」の被害を受け車両買い替え需要が高まるとの期待が背景にある。

メーカー別ではフォード・モーター<F.N>の販売台数が2.1%減。米販売責任者のマーク・ラネーベ氏は、ハービーの被害によってヒューストン都市圏で廃車処分となる車両台数は不明としつつも、20万ー100万台のレンジになる可能性があるとの試算を示した。IHSマークイットのデータによると、ヒューストン市場におけるフォードのシェアは18%と首位につけている。

ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は7.5%増。クロスオーバー車の販売が好調だった。同社の首席エコノミスト、マスタファ・モハタレム氏は、ハービーによって8月最終週にはすべての自動車メーカーの納車に影響が及んだとしつつも、米経済のファンダメンタルズが引き続き自動車販売の力強い伸びを支援するとの考えを示した。

一方、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI> <FCAU.N>は11%減。

日本勢ではトヨタ自動車<7203.T>が約7%増。半面、ホンダ<7267.T>は2.4%減。

米株式市場では、フォードが2.9%高、GMが2.2%高、FCA米上場株が4.8%高で取引を終了。取引時間中にはフォードは7月25日以来の高値、GMは3月初旬以来の高値、FCAは約5年ぶりの高値をつけた。