[ヒューストン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、発効から5年を経た米韓自由貿易協定(FTA)を巡る政権内の協議を4日からの週に行う方針を示した。米国が同協定破棄に動く可能性もある。

トランプ氏はかねてから、米韓FTAが不公平な取り決めで、米国の280億ドル近くに上る対韓国貿易赤字を生み出していると批判しており、以前のロイターのインタビューでは破棄をちらつかせていた。

記者団から米韓FTAに関してアドバイザーと話し合って何か措置を講じるかと質問されたトランプ氏は「私の頭の中はそのことでいっぱいだ」と語った。

米商工会議所は加盟企業宛ての電子メールで、トランプ政権が5日かそれよりも早く米韓FTA破棄を韓国に通知する準備をしているとの報告を、数多く受け取っていると説明。加盟企業に対して、ホワイトハウスその他政権各方面に破棄に向けた手続きを進めないよう働き掛けるよう求めた。

トランプ政権内でも米韓FTA破棄反対論が浮上する公算は大きい。コーン国家経済会議(NEC)委員長や、他の複数の高官は、北米自由貿易協定(NAFTA)の一方的な離脱に異を唱えている。