[東京 4日 ロイター] - 日銀が4日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の8月末の残高は469兆1626億円となり、過去最高を更新した。

8月中のマネタリーベースの平均残高は前年比16.3%増の466兆3075億円。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比20.2%増の360兆7896億円、紙幣は同4.7%増の100兆7793億円、貨幣は同1.2%増の4兆7386億円だった。

日銀は、昨年9月の金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和(QQE)」を導入し、政策の軸足をそれまでの「量」から「金利」に転換した。同時に物価が目標の2%を超えるまでマネタリーベースを増やすとの方針も示し、巨額の国債買い入れを継続している。