[ロンドン 3日 ロイター] - 北朝鮮が3日に過去最大規模の核実験を行ったことを受け、各国の首脳が新たな制裁を要請するなど国際社会から非難が相次いでいる。北朝鮮は3日、数日前の日本上空を通過する弾道ミサイル発射に続き、6回目の核実験を実施した。

弾道ミサイル発射を受けて北朝鮮との対話は「解決策ではない」との見解を示していたトランプ大統領は、3日の核実験を巡り「(北朝鮮の)言動は引き続き、米国に対して非常に敵対的で危険」と指摘した。

ムニューシン米財務長官は、北朝鮮の世界貿易すべてを断絶し得る新たな制裁をまとめる方針を示した。

またメルケル独首相とマクロン仏大統領は欧州連合(EU)の制裁を強化する計画を明らかにした。

メイ英首相も、国連安全保障理事会が早急に新たな制裁を検討する必要があるとの見解を示した。

一方、ロシアは外務省を通じて慎重な姿勢を表明。同省は「新たな状況においては冷静さを保ち、緊張の一層の高まりにつながりかねないいかなる行動も控えることが極めて重要」との認識を示した。その上で、北朝鮮は「深刻な結果」を招くようなリスクを冒していると警告した。

中国国営新華社によると、ロシアのプーチン大統領は3日、中国の習近平国家主席と会談し、北朝鮮問題に「適切に対応」することで一致した。

「両首脳は朝鮮半島の非核化という目標を堅持し、新たな状況に対応するため、引き続き緊密に連絡を取り、協調していくことで合意した」という。

中国はこれより先、北朝鮮に対し「誤った」行動をやめるよう促すとともに同国への国連決議を完全に履行する方針を示した。

トランプ大統領は北朝鮮が「中国に重大な脅威と困惑」をもたらしていると指摘。中国は努力したが、問題を解決できなかったと述べた。また韓国の「融和策」は機能しないとの認識を示した。

国際原子力機関(IAEA)は北朝鮮の核実験について、国際社会の度重なる要請を完全に無視した「極めて遺憾な行為」だと非難した。

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