[東京 4日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109.80/82円だった。北朝鮮が3日に核実験を行ったことで、早朝109円前半まで下落したが、その後、すぐに切り返した。

北朝鮮の核実験実施を受け、早朝のドルは109.22円まで下落した。市場が薄い中、短期筋から仕掛け的な円買いが入ったとみられる。その後は下げが強まらず、午前7時ごろにかけて109円後半まで持ち直した。

過去最大規模とされる核実験を行ったにもかかわらず、ドルは109円台を維持したことで、下攻めは難しいとの見方も出ていた。

トランプ米政権は、北朝鮮が「レッドライン」を越えれば、軍事行動を辞さない構えを見せている。軍事衝突に発展した場合は株安を伴ってドルも108円台へ下落する可能性はあるが、市場は今のところ、一過性のリスクとして処理しているもよう。

マティス米国防長官は3日、北朝鮮の核実験を受けた会見で「米国やグアムを含む米国領土、あるいは米国の同盟国へのいかなる脅威にも大規模な軍事措置で対応する」と警告した。また、その措置は「効果的かつ圧倒的な」ものとなると述べた。

一方、河野太郎外相は4日、国連や国連決議を通じて北朝鮮に最大限の圧力をかけるよう緊密に協力することでティラーソン米国務長官と合意したことを明らかにした。