8月28日、米大手複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は、今月就任したジョン・フラナリーCEOの下で、産業用ソフトウェア事業におけるコスト削減や利益拡大を来年実現したいと考えており、他社との提携拡大や株式一部売却も検討している。写真は同社ロゴ。ニューヨーク証券取引所で2016年6月撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米大手複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は、今月就任したジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)の下で、産業用ソフトウェア事業におけるコスト削減や利益拡大を来年実現したいと考えており、他社との提携拡大や株式一部売却も検討している。

 この部門に詳しい関係者が明らかにした。

 ジェフリー・イメルト前CEOは6年間の歳月と40億ドル(約4400億円)超のコストを投じて、創業125年のGEを「デジタル・インダストリアル・カンパニー」へと変貌させようとしていた。

 だが、タービンやエレベーターなどの産業機器にコンピューターを接続し、故障予知や運用コスト削減を可能とする「プレディクス」と呼ばれる情報ソフトウェア基盤は、技術上の問題を抱えており、その事業スケジュールに遅れが出ていた。

 GEは今春、これまで報告されていなかったプレディクスの問題に対処するため、2ケ月におよぶ異例の「一時中断」を宣言。修復が軌道に乗れば、同社は今後、エネルギー、航空、石油・ガス産業の既存顧客に対する営業活動に注力しつつ、他セクターの新規顧客開拓は縮小していくことになる、と上級幹部3人がロイターに語った。

「収益の伸びが最も速い市場にリソースを投入する」とGEデジタルのビル・ルーCEOはインタビューで語った。