[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイットが発表した8月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.7と、速報値の55.8からやや下方修正されたが、7月からは横ばいだった。

景気拡大・縮小の分岐点である50は、2013年半ば以来一貫して上回っている。

IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「夏場のユーロ圏の経済成長は、急回復した春の水準からみてほんのわずかながら緩やかになったようだ。7、8月の堅調なPMIは第3・四半期も国内総生産(GDP)の強い伸びを示すことを表している」との見方を示した。

ウィリアムソン氏によると、今回のPMIからみた第3・四半期GDP成長率は0.6%と第2・四半期と同水準になる見通し。前月のロイター調査では0.4%が予想されていた。

新規受注や受注残、雇用などは引き続き堅調で9月に減速する可能性は低いという。ウィリアムソン氏は「楽観的な見方に対するもっともな理由だ」と述べた。

8月のユーロ圏サービス部門PMI改定値は54.7と7月の55.4から低下し、7カ月ぶりの低水準となった。

同様に新規事業指数は55.2から54.5に低下した。