9月3日、北朝鮮による強力な核実験実施によって今年発足したばかりの米政権に対する重圧がさらに高まるなか、今回の挑発行動を受けたトランプ大統領の対応は、これまでほど場当たり的ではなく、規律あるものだった。写真左はマティス国防長官。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Mike Theiler)

[ワシントン 3日 ロイター] - 北朝鮮による強力な核実験実施によって今年発足したばかりの米政権に対する重圧がさらに高まるなか、今回の挑発行動を受けたトランプ大統領の対応は、これまでほど場当たり的ではなく、規律あるものだった。

 北朝鮮の核実験に対するトランプ大統領の対応は、危機管理に対する従来のアプローチに近いものとなっている。これは、海兵隊退役大将であるケリー大統領首席補佐官とマティス国防長官の影響力を示すものだと、複数の米当局者は指摘。トランプ大統領の早朝の一部ツイートでも、こうしたトーンが強まっている。

 トランプ大統領が3日召集したミーティングは直接関係する側近幹部と軍高官に限られていた。政権当局者によると、これまでは、こうした会合にホワイトハウス側近や他の人たちが出たり入ったりしており、政策決定が混乱をきたしているとの印象を与えることにもつながった。

 ミーティング終了後、同じく海兵隊退役大将であるマティス米国防長官はダンフォード統合参謀本部議長と会見に臨み、米国が軍事的解決も辞さない構えであると、北朝鮮に対し警告した。

 一方、トランプ大統領自身はこれまでよりも抑制した態度を取っている。大統領は先月、北朝鮮が「世界がこれまで見たことがないような炎と怒り」に直面する可能性について明言し、緊張を高めた。攻撃を行う計画はあるかとの質問に対し、大統領は3日「そのうち分かる」と答えるにとどめた。

「ならず者国家の北朝鮮は大きな脅威となっており、北朝鮮を助けようとしているが、ほとんど成功していない中国に大恥をかかせている」と、トランプ大統領はツイッターでこう述べた。