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「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

“ロマン”を追い求める男と“現実”しか見ない女
あなたの明暗を分ける「ロス婚時代のプロポーズ術」

宮崎智之 [フリーライター]
【第16回】 2011年9月26日
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 結婚に至るまでの重要な儀式として、「プロポーズ」というものがある。

 歌手の小林幸子さんが出会って2週間の会社社長に「人生を背負わせてください」とプロポーズされて結婚に至ったという報道に触れ、「自分も男気のあるセリフを言ってみたい」と思った人も多いのではないか。

 一方、女性にとっても、プロポーズへの憧れはいまだ根強いものがある。

 プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルが今年8月に発表した調査によると、未婚女性に「もし彼氏からプロポーズの言葉を買えるとしたら、いくらまで払えますか」と質問したところ、平均で42万8888円という値段が付いたという。

 これを高いか安いかで判断するのは難しいところだが、なかには「全財産」と答えた女性もいたと言い、プロポーズへの期待値の高さがうかがえる。

 プロポーズと言うと、「毎日、味噌汁を」「墓まで一緒」「パンツを洗って」など使い古されたベタな台詞を思い浮かべる人も多いと思うが、最新事情はどのようになっているのだろうか? 

 未婚男女に対し、「理想のプロポーズ」について聞き取り調査をしてみた。

クルーザーの上より何気ない日常の中で!
無理のないシチュエーションが好まれる

 「練りに練った言葉でプロポーズされるより、普段の調子で『結婚しよう』とポロッと言われた方が感動します。そっちの方が本物の言葉のような気がするし、結婚後の生活も想像しやすいです。無理のない言葉で未来を見せてくれるようなプロポーズが理想ですね」(20代女性)

 「クルーザーに乗りながらプロポーズしたという友人がいましたが、私には無理だと思いました。たぶん、慣れないことをしても途中で恥ずかしくなって笑ってしまいそうです。普段通りのシチュエーションで結婚したいことを伝えられれば、いいのではないでしょうか」(30代男性)

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。

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