[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルがカナダドルに対し数年ぶりの安値をつけた。カナダ中銀が予想外に追加利上げに踏み切ったことを受けた動き。一方、トランプ米大統領が米債務上限を3カ月引き上げる民主党案に支持を表明したことを受け、ドル/円は上昇した。

カナダ銀行(中央銀行)は同日、7月に続き政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、1%とした。

ドル/カナダドル<CAD=D4>は最大1.9%下落し、2015年6月半ば以来の安値をつけたほか、1日としては2カ月ぶりの大幅な下げ率を記録する勢い。

ウエストパック・バンキングのシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラノロビッチ氏は、カナダ中銀の利上げは「市場では完全に織り込まれていなかった」と語った。

ドル/円<JPY=>は約0.5%高の109.39円。一時は8日ぶり安値の108.47円をつけていたものの、債務上限引き上げを巡るニュースが伝わったことを受けて切り返した。

トランプ大統領はこの日、ハービー救済措置と連邦債務上限を3カ月引き上げる法案を抱き合わせにする民主党の議会指導部が提示した案を支持する考えを示した。

ユーロ/ドル<EUR=>はほぼ変わらずの1.1910ドル。欧州中央銀行(ECB)理事会を7日に控え様子見気分が強かった。

主要6通貨バスケットに対するドル指数<.DXY>も横ばいの92.291。

ドル/円 NY終値 109.22/109.25

始値 108.84

高値 109.39

安値 108.72

ユーロ/ドル NY終値 1.1915/1.1919

始値 1.1927

高値 1.1949

安値 1.1909

(表はロイターデータに基づいています)