床下は湿っていないか

 床下を開け手や顔を入れると、温度や湿気が体感できる。カラッと乾いた感じがデフォルトで、湿った感じなら雨漏りや水漏れの可能性も。下の写真のケースは極端な例だが、ユニットバスの配管から水漏れしており、基礎部分に大量に存在していた水を抜いたところ。漏れた水がプールのように床下に溜まってしまっていたケースだ。

100年もつ「お宝物件」を見極める8つのポイント

 

屋根裏には情報がたくさん

 屋根裏に点検口がある場合、是非のぞいてみよう。築年数の古い物件などでは点検口がなくとも、押入れの天井が外せるようになっていることもある。
チェックポイントはまず、雨漏りのシミだ。断熱材の施工具合は一目瞭然だし、下の写真のような、荒っぽい工事がないかも確認したい。

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室内(床、壁)はスムーズに動くか

 まずは、建具の建て付けを。床や壁に傾きがある場合、建具がスムーズに開閉できるか。隙間がないかなど。床の傾きは、写真のような水平器を用いるとわかりやすい。ホームセンターで1000円~2000円。

 壁に大きな亀裂がないか。雨漏りや水漏れの後がないかどうかもチェック。

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