[モスクワ 6日 ロイター] - ロシア中央銀行のアナリストは6日、今年末までに利下げ余地があるとの見方を示した。

同アナリストは月次の経済動向調査で「足元のリスクバランスをみる限り、穏やかな金融引き締め策を継続するが、2017年下半期においては利下げ余地がある」と述べた。

この見解はロシア中銀が次回9月15日の金融政策会合で今年4度目となる利下げを実施するとの市場コンセンサスと一致している。

利下げ予想の背景は8月のインフレ率が3.3%と鈍化したため。中銀の目標水準である4%を下回っている。

同アナリストは通年のインフレ率は4%を超えないだろうが、来年の上半期には堅調な消費需要を背景に目標を超える水準まで加速するかもしれないとした。

また2017年の経済成長率見通しをこれまでの約1.5%から約2%に引き上げた。

ロシア連邦統計局が公表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値の伸び率は前年比2.5%と、年率では2012年第3・四半期以来の高さを記録した。