[7日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した7月の小売売上高は、前月比横ばいと、市場予想の0.3%増を下回った。

賃金の伸び悩みや公共料金の値上げを受けて、百貨店販売や家庭用品の販売が落ち込んだ。

4─6月は1.8%増と、堅調な伸びを示していたが、住宅ローン残高が所得を上回るペースで増加していることから、アナリストの間では、好調な小売売上高・自動車販売は長続きしないのではないかとの見方が出ていた。

AMPキャピタルのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「シドニー、メルボルンの住宅価格上昇に伴う資産効果が鈍化しているため、(消費の勢いは)続かないだろう」と述べた。

同国では、ガス・電力料金が7月1日に約20%値上げされた。家計の債務は、可処分所得の190%に達している。

モルガン・スタンレーの分析によると、非農業部門の平均報酬は4─6月期に0.3%減少した。

平均時給も1993年以降で初めて低下している。

豪中銀は今後2年間、年平均3%前後の経済成長を予想しているが、エコノミストの間では、成長率が中銀の予想を下回るとの見方が多い。

前日発表の第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比1.8%だった。

キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「2.5%に近い水準になるとみている。中銀は2019年終盤まで政策金利を1.5%で据え置く必要に迫られる。金利変更は、金融市場が予想している時期の約1年後になるのではないか」と述べた。

<貿易黒字は縮小>

連邦統計局が同時に発表した7月の貿易収支は4億6000万豪ドルの黒字と、黒字幅が予想外に縮小した。

輸出は2.2%減の310億7000万豪ドル。金、鉄鉱石、石炭価格の下落が響いた。アナリストによると、7月は商品価格が反発に転じたため、輸出額は上方改訂される可能性がある。

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