[ブリュッセル 6日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)は、すべての国に対し、北朝鮮のミサイル・核開発阻止に向けた制裁措置の強化を求める声明を出した。制裁履行に消極的とみられる北朝鮮の貿易相手国に向けたメッセージとみられている。

声明は「北朝鮮が脅迫的で、事態を不安定化させる道を放棄するよう、すべての国が現在の国連制裁決議をより完全に、かつ高い透明性を持って履行し、断固とした圧力をかけるため一層努力することが必要不可欠になっている」と訴えている。

外交筋によると、北朝鮮の貿易相手国である中国やアフリカ諸国が現行の対北朝鮮制裁を十分に履行していないとの懸念がある。

NATOのある外交官は「中国やアフリカ諸国、その他のアジア諸国は北朝鮮との貿易を続けている。われわれの政府はギニアビサウ、マレーシア、中国に制裁履行を強化する必要があると伝えている」と語った。

国連での新たな制裁導入に向けた取り組みはロシアなどからの反発に直面している。

ロシアのプーチン大統領は6日、北朝鮮問題は経済制裁だけでは解決できないと述べ、石油輸出禁止措置に反対した。

また、NATOのストルテンベルグ事務総長はNATOの声明とは別に、10月に韓国と日本を訪問する計画を明らかにした。