NEW 700S2

 ディーアンドエムホールディングスは9月8日、イギリスBowers & Wilkins(B&W)の新スピーカー「700 S2」シリーズの販売を9月から順次開始する。

NEW 700S2
最上位702S2の利用イメージ

 2014年発表の「CM S2シリーズ」の後継機種。上位から順に「702S2」(3ウェイ5スピーカー)、「703S2」(3ウェイ4スピーカー)、「704S2」(3ウェイ4スピーカー)、「705S2」(2ウェイ2スピーカー)、「706S2」(2ウェイ2スピーカー)、「707S2」(2ウェイ2スピーカー)の6モデルがある。加えてセンタースピーカーの「HTM71S2」「HTM72S2」や専用スタンド「FS700S2」(ペア7万3440円)も用意する。

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最も小さな707S2の利用イメージ

 CMシリーズは、B&Wのラインアップの中級クラスだが、手に入れやすい価格でかつ、箱形のオーソドックスなキャビネットデザインなどで人気の機種だ。新700シリーズではこれらの特徴を踏まえつつ、上位の800 D3シリーズ用に開発したミッドレンジユニット“コンティニュアム・コーン”を取り入れるなど、音質面での進化も遂げている。

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ドライバーはすべて新開発

 新700シリーズには、3モデルあるフロア型スピーカーのすべてが専用のミッドレンジ・ドライバーを搭載している。シャーシにはFEA(有限要素法)で形状を最適化したアルミニウム製。シャーシ前面にチューンド・マス・ダンパーを置き、不要な共鳴を抑制する。

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 デカップリング・システムも、CM10 S2に採用していたドローバー(引っぱり棒)デザインではなく、800 D3シリーズの構造を簡素化した。構造がシンプルになったため、価格を抑えられるが、結果フロア型3モデルのすべてにミッドレンジ・デカップリングを導入できたという。これは中音域の広がりの改善につながる。

 一方、800 D3シリーズはダイヤモンドツィーターを搭載しているが、新700シリーズは、新開発の“カーボン・ドーム・トゥイーター”を採用する。アルミ製のドーム型振動板にカーボンを蒸着(PVD)コーティングしたもの。30μmと薄型で軽量にできる点が特徴。この周囲に中央部が切り抜かれた300μmのカーボンリングを置き、メインドームの内側に接合している。結果、高域一次共振周波数を47kHzまで上げ、剛性を確保するとともに、音に歪みが生じにくくした。

 B&Wは、これまで以上に“心地よくクリーンな高音域”をうたっており、有効な周波数帯域の幅が格段に広がっているとする。性能の高さに関しても自信を持っているようだ。

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ツイーター・オン・トップ構造

 型番は数字が小さいほうが上位で、702~704S2がフロア型。705S2~707S2がブックシェルフ型となる。このうち702S2と705S2は、ツィーター部分がまげのように独立したツイーター・オン・トップ構造となる。

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それ以外のモデルのツィーター

 ここにも800 D3シリーズの技術が応用されており、剛性を確保し、共振を抑えた構造にするため、空洞のある亜鉛ハウジングではなく、無垢のアルミニウムを切削している。1kg超の質量があり、安定しているという。

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 ウーファーに関しては、800 D3シリーズに用いられたエアロフォイルを最適化しており、カーボンファイバー・スキンではなくペーパーを使用。間に挟む素材も800 D3やサブウーファーのDBシリーズの“シンタクティック・フォーム”からEPS(発泡スチロール)にした。

 各モデルの構成は下記の通り:

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NEW 700S2

 702 S2:25mmツィータ、150mmミッドレンジ、165mmウーファ×3の5スピーカー構成。再生周波数帯域は28Hz~33kHz。周波数レスポンスは45Hz~28kHz(±3dB)。感度は90dB。インピーダンスは8Ω(最低3.1Ω)。サイズは幅360×奥行き414×高さ1087mm(台座含む)。重量は29.5㎏。価格は32万4000円(ローズ)/34万200円(ピアノ)。

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 703 S2:25mmツイータ、130mmミッドレンジ、130mmウーファ×2の4スピーカー構成で、再生周波数帯域は30Hz~33kHz、周波数レスポンスは48Hz~28kHz(±3dB)。感度は89dB。サイズは幅320×奥行き370×高さ1025mm(台座含む)。重量は25kg。価格は24万6240円(ローズ)/25万9200円(ピアノ)。

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 704 S2:25mmツイータ、130mmミッドレンジ、130mmウーファ×2の4スピーカー構成で、再生周波数帯域は43Hz~33kHz、周波数レスポンスは48Hz~28kHz(±3dB)。感度は88dB。サイズは幅252×奥行き298×高さ959mm(台座含む)。重量は18.5kg。価格は18万3600円(ローズ)/19万2240円(ピアノ)。

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 705 S2:25mmツイータ、165mmミッドレンジ/バスの2スピーカー構成で、再生周波数帯域は45Hz~33kHz、周波数レスポンスは50Hz~28kHz(±3dB)。感度は88dB。サイズは幅200×奥行き301×高さ407mm。重量は9.3kg。価格はペア34万5600円(ローズ)/36万2880円(ピアノ)。

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 706 S2:25mmツイータ、165mmミッドレンジ/バスの2スピーカー構成で、再生周波数帯域は45Hz~33kHz、周波数レスポンスは50Hz~28kHz(±3dB)。感度は88dB。サイズは幅200×奥行き301×高さ340mm。重量は8kg。価格は32万4000円(ローズ)/34万200円(ピアノ)。価格はペア25万1640円(ローズ)/26万4600円(ピアノ)。

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 707 S2:25mmツイータ、130ミッドレンジ/バスの2スピーカー構成で、再生周波数帯域は45Hz~33kHz、周波数レスポンスは50Hz~28kHz(±3dB)。感度は84dB。サイズは幅165×奥行き276×高さ280mm。重量は8kg。価格はペア16万2000円(ローズ)/16万9560円(ピアノ)。

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 センタースピーカーの「HTM71S2」は、25mmツィータ、100mmミッドレンジ、165mmウーファ×2の3ウェイ4スピーカー構成。再生周波数帯域は45Hz~33kHz、周波数レスポンスは50Hz~28kHz(±3dB)。感度は89dB。サイズは幅590×奥行き301×高さ225mm。重量は18.3kg。価格は18万9000円(ローズ)/19万8720円(ピアノ)。

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「HTM72S2」は、25mmツィータ、130mmミッドレンジ/ウーファ×2の2ウェイ3スピーカー構成。再生周波数帯域は48Hz~33kHz、周波数レスポンスは70Hz~28kHz(±3dB)。感度は87dB。サイズは幅480×奥行き275×高さ155.5mm。重量は9.11kg。価格は11万3400円(ローズ)/11万8800円(ピアノ)。

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