[東京 11日 ロイター] - 政府は教育機会の均等化や生涯教育などを進めるため組織した「人生100年時代構想会議」の初会合を開催した。年内に中間報告を取りまとめ、財源についても可能な政策内容から議論していく。

大学教育について「給付型奨学金や授業料の減免措置の拡充強化を検討する」(安倍晋三首相)。

構想会議のテーマは、1)すべての人に開かれた教育機会の確保、2)高等教育改革、3)企業の人材採用の多様化、4)高齢者中心となっている社会保障の全世代型への転換。教育機会の確保から優先的に議論する。

大学教育では給付型奨学金の拡充が軸となる。オーストラリアで実現している、授業料を卒業後に収入に応じて返済する「出世払い」制度の導入も「検討対象となる」(茂木敏充経済財政相)。

経済的に苦しい学生の進学を可能にしていくのが狙いだが、拡充の対象や範囲は今後の議論で、財源の問題とともに議論していく。「財源確保はこの会議でシリアスな問題」(内閣府の新原浩朗・政策統括官)という。

*内容を追加しました。

(竹本能文 編集:吉瀬邦彦)