ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

JVC ケンウッド社長 不破久温
カーナビと無線を強化し
新中期経営計画を達成する

2011年9月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
Photo by Kazutoshi Sumitomo

──昨年6月、東芝顧問からJVC ケンウッドに移り、今年5月に社長に就任した。現状をどうとらえているか。

 この4年間を振り返ると、大規模なリストラやディスプレイ事業の撤退など構造改革を推し進めてきた。その結果、売上高は大きく減少し、業績は厳しい状況が続いていた。だが、ようやく身の丈に合った事業規模になった。これからは右肩上がりの成長に向けて、新たな戦略を実行していくフェーズになったととらえている。

──成長に向けた取り組みは。

 日本ビクターには映像と音、ケンウッドには無線通信など、優れた技術が数多くある。まずは、それらを整理した。約200人のエンジニアたちとも話し合った。そして、これから必要とされる技術のロードマップを策定した。

 また、過去に開発した技術の掘り起こしも進めている。じつは優れた技術が世の中に出ないままファイリングされている。たとえば1980年代後半に開発された技術には、画像の一部をタッチすると触れた部分の画像がズームアップされるといったものがある。今でこそ理解される技術だが、当時としては早過ぎたのだろう。

 こういった技術のことを、しまっておいたうまい話ということで“しまうま”と呼んでおり、「プロジェクトゼブラ」と名づけて掘り起こしに取り組んでいる。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧