2015年にマルハニチロが実施した「好きな寿司ネタランキング」調査では、サーモンは「普段多く食べているネタ」部門で44%を獲得しブッチギリの第1位。

 その他、「最初に食べることが多いネタ」部門、「シメ(最後)に食べることが多いネタ」部門でも第1位だったものの、「食べたいのに我慢することが多いネタランキング」では、ランク外であった。

 また、婚活中の女性たちの間では、好きな寿司ネタで年収が分かるといった噂話が出回っている。年収300万円以下の人はサーモンを好み、年収が上がるにつれ好きなネタが変わるというのだ。

 もっとも、これはあまりにも乱暴な分析だと思うのだが、一瞬理にかなっているかのように感じてしまうのは、サーモンが高いコストパフォーマンスを誇り、日本の寿司文化にも強く根付いているからだろう。

中国でのサーモン人気は
食の多様化、グローバル化でまだまだ伸びる!?

 高い経済発展と共に、急激に食のグローバル化が進んだと言われる中国。

 しかし、中国の外食産業における外国料理店の占める割合は、1%程度しかないというデータがある。これは、日本のそれ(13~14%)と比較しても極端に少ない数字であり、今後間違いなく外国料理店は増加していくものと思われる。

 今後、食の多様化、グローバル化が進む中で、サーモンの需要は益々増え、新たにサーモンの味を知る中国人も増えていくことだろう。

 中国人のサーモン好き現象は、まだまだ序章であり、これからも続いていくであろうと考えられる。