[ロンドン 12日 ロイター] - 英国は、欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)後も他国より緊密なEUとの防衛協力を求める意向だ。ブレグジット交渉の前進に向け今後の安全保障協力の深化などについて記した文書によって明らかとなった。

英政府は交渉準備が進んでいないとするEU当局者の批判に対抗するため、12日に将来のパートナーシップに関する文書を発表する予定。その中で、英国はブレグジット後もEUの軍事作戦に同国の軍事資産を提供したい考えを盛り込む見通し。

ファロン英国防相は「世界的に不安定化し脅威が増すなかで、欧州の安全保障を支えるという英国のコミットメントは依然として揺るぎない」と指摘。英国の防衛予算と海軍は欧州最大で、欧州の陸海空に英国の軍隊や戦闘機が配備されているとし、「欧州大陸の防衛における英国の役割はかつてないほど必要不可欠なものになっている」との見方を示した。

また、英国のデービスEU離脱担当相は、テロリズムや過激主義、不法移住、サイバー犯罪など対し、「EUおよびその加盟国と緊密に取り組むことは相互の利益になる」と述べた。