マンション入居者にとって、自分の物件の管理会社が良いか悪いかは気になるもの。実際に入居している物件のマンション管理の良し悪しを、2000以上のサンプルで検証した結果をお伝えしよう

 マンションの管理費の相場は月1.5万円だ。年間18万円、35年で630万円になる。物件価格と比較したら1~2割に相当する。毎日快適に生活するにはコストがかかるが、それを委託する先の管理会社は入居者たちが選ぶことができる。今回の調査は、実際に入居している物件のマンション管理の良し悪しを2000以上のサンプルで検証した結果である。私たちはここから少なからず学ぶことができる。

人気が高いマンション管理会社は?
ランキング上位の顔ぶれとその理由

 この管理会社調査は、スタイルアクトが運営する「住まいサーフィン」の21万人の会員を中心に2009年から実施しており、今回で9年目となる。有効回答数は2023を数え、日本最大級の調査となる。サンプル数20件以上の管理会社をランキング対象とした。詳細は住まいサーフィン上のページを参照してほしい。

 入居者満足度で管理会社をランキングにすると、以下のようになる。ランキングの上位10社が全体の平均値を上回っているので、安心のための1つの目安だろう。

 全体総合満足度1位は、野村不動産パートナーズ(73.4ポイント)となり、9年連続のトップとなる。次いで、三井不動産レジデンシャルサービス(70.5ポイント)、住友不動産建物サービス(70.4ポイント)となった。このトップ3は近年安定している。

 野村不動産パートナーズは、管理会社に対する業務遂行・フロント提案が高く評価されており、理事経験者の評価も高いので、玄人受けもしている。これに対して、3位の住友不動産建物サービスは、普段現地にいる管理人に対する個別評価などが高い評価を受けている。2位の三井不動産レジデンシャルサービスは、理事会を支援する管理会社と現場を支援する管理人のバランスがよく、高得点を挙げている。

◆図表1:管理会社総合満足度ランキング

(出典)住まいサーフィン 拡大画像表示