上司に信頼され、さらに「お返し」までしてもらう方法

 いったん上司のものの見方が明らかになると、あなたは自分が扱われたいと思っているのと同じ態度で相手に接することができるようになる。

 つまり、上司を優秀に見せる機会を本気で探しはじめるのだ。
「上司が尊敬している誰か──たぶん、彼の同僚のひとり──に、上司から教えられた洞察について話しましょう。あなたが感心した上司の功績を話すのもいいです」とプライス・ジョーンズは提案している。
 そして、あなたが重要な目標を達成したり、難問を解決したりするのに上司が手を貸してくれたら、感謝の気持ちを表そう。

 なにも大げさにお礼を言えというわけではない。上司がやってくれたことについてきちんと認めるだけでいい。少なくとも、あなたに対する上司の警戒心が薄らぎはじめるだろう。
 ベストな筋書きどおりに運べば、上司はあなたの親切にお返ししようという気になるかもしれない。