[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州自動車部品工業会(CLEPA)のロベルト・ババソーリ会長は13日、ガソリン車から電気自動車(EV)への移行を急速に進めれば、中国勢が有利になると指摘、欧州で次世代のEV用バッテリーを開発する体制を整えるべきだとの認識を示した。

フランクフルト国際自動車ショーで述べた。EV用のバッテリー生産は、中国・韓国・日本が先行している。

同会長によると、欧州の自動車メーカーは、電気自動車1台当たり、中国勢に4000─7000ユーロ(5000─8000ドル)を払ってバッテリーを調達しているという。

同会長は、欧州で次世代バッテリーの開発を進めるべきだと主張。エンジンの効率化や合成燃料など、電気自動車以外の排ガス削減方法も検討する必要があると述べた。

独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>のヘルベルト・ディースVWブランド部門最高経営責任者(CEO)も、ロイターに「最初の段階では、韓国製で問題ないと感じているが、今後競争が広がり、欧州勢も台頭すればありがたい」と述べた。

英国とフランスは、大気汚染防止のため、ガソリン車の販売を段階的に禁止する方針を表明。欧州の自動車業界では1260万人が働いており、電気自動車への移行は、今月24日の独総選挙でも、争点の1つとなっている。