[14日 ロイター] - 米国株式市場は、航空機大手ボーイング主導でダウ工業株30種が過去最高値を更新した。一方、S&P総合500種とナスダック総合は反落。8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで利上げ観測が高まった。

ボーイング<BA.N>はドイツ銀行による目標株価引き上げを好感して1.36%高。

米労働省が発表した8月のCPI(季節調整済み)は前月比0.4%上昇し、市場予想の0.3%上昇を上回り、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

19─20日の連邦公開市場委員会(FOMC)までに発表される主要経済指標はこれが最後となり、CMEグループのフェドウォッチによると、CPI発表後、市場が織り込む12月の利上げの確率は41.3%から、7月以来となる50%超の水準に上昇した。

TDアメリトレードのトレーディングディレクター、ビクター・ジョーンズ氏は「市場はインフレ統計がこのように強い内容になるとは想定していなかった」と述べ、「イエレン連邦準備理事会(FRB)議長がインフレ低迷は一時的との認識を示すか、それとも引き続き懸念材料とするかに注目が集まる」と指摘した。

S&P500は主要11セクターのうち6セクターが上昇、公益株<.SPLRCU>が上げを主導した。

エネルギー株<.SPNY>も上昇。国際エネルギー機関(IEA)による強気の需要見通しを受け、米原油先物が一時、8月10日以来の1バレル=50ドル超えとなったことを手掛かりに買われた。

アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>の0.74%下落や、ウォルト・ディズニー<DIS.N>の0.93%下落が重しとなり、一般消費財セクターはマイナスとなった。

アップル<AAPL.O>は0.86%安でナスダックを押し下げた。

信用調査会社エクイファックス<EFX.N>は2.35安。ハッカー攻撃によって大量の顧客情報が流出した問題で連邦取引委員会(FTC)が調査を開始したことが明らかになった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.09対1だった。ナスダックは1.20対1で下げが上げを上回った。

米取引所の合算出来高は約60億株で、直近20営業日平均の58億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 22203.48 +45.30 +0.20 22144.96 22216.44 22135.26 <.DJI>

前営業日終値 22158.18

ナスダック総合 6429.08 -31.10 -0.48 6439.46 6455.32 6424.04 <.IXIC>

前営業日終値 6460.19

S&P総合500種 2495.62 -2.75 -0.11 2494.56 2498.43 2491.35 <.SPX>

前営業日終値 2498.37

ダウ輸送株20種 9509.77 -21.28 -0.22 <.DJT>

ダウ公共株15種 745.03 +6.32 +0.86 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1127.42 +5.38 +0.48 <.SOX>

VIX指数 10.44 -0.06 -0.57 <.VIX>

S&P一般消費財 715.87 -3.92 -0.55 <.SPLRCD>

S&P素材 351.52 +1.03 +0.29 <.SPLRCM>

S&P工業 589.51 +2.75 +0.47 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 567.56 -2.07 -0.36 <.SPLRCS>

S&P金融 409.86 -1.43 -0.35 <.SPSY>

S&P不動産 203.85 +1.17 +0.58 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 486.50 +1.87 +0.39 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 958.71 +0.44 +0.05 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 152.96 -0.61 -0.40 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1011.90 -3.78 -0.37 <.SPLRCT>

S&P公益事業 277.62 +2.40 +0.87 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.56億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 19765 + 75 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 19735 + 45 大阪比 <0#NIY:>

*内容を追加しました。

(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)