[ワシントン 14日 ロイター] - ロス米商務長官は14日、カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、同協定を5年ごとに自動的に見直すための「サンセット条項」の追加を提案すると明らかにした。

政治専門紙ポリティコ主催のフォーラムでロス長官は、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表もサンセット条項の必要性を認めていると説明。同条項が導入された場合、NAFTAは5年ごとに更新されなければ自動的に廃止となる。

NAFTA再交渉の第3回会合は今月23─27日にカナダのオタワで行われるが、カナダとメキシコが米国の提案を支持するかどうかは不明。

ロス氏は、1994年のNAFTA発効当時の米国の輸出や雇用の増加予想は「ひどく楽観的」だったため、期待が裏切られる結果となったと指摘。

カナダ、メキシコ両国の駐米大使はサンセット条項を盛り込めばNAFTAに関する不確実性が増し、企業の長期計画に影響を及ぼすとの見方を示した。

カナダのマクノートン駐米大使は「(同条項について)協議はするが、メキシコやカナダだけでなく多くの米国人も反発するだろう」と述べた。メキシコのグティエレス駐米大使は「米国、メキシコ、カナダの企業に非常に有害な影響があるだろう」と警告した。