上司の思いつき言動で長時間労働が常態化!みなさんの職場でも起こっていないか?(写真はイメージです)

今回は本社から異動してきた課長の話。課長の思いつき言動で部下の長時間労働が常態化し、やがて疲れ果ててしまう。この事態を招いた課長にはどんな処分が下されるのか?(社会保険労務士 木村政美)

<甲社及び乙支社概要>
 業界ではトップクラスを誇る部品メーカー。国内10ヵ所に支社がある。従業員数は全社で約800名。今回、舞台となる乙支社は、支社としては最も大きく、従業員数は60名。管轄地域エリアの営業と商品の注文・配送を担っている。
<登場人物>
A:乙支社・営業1課長。パワハラ三昧だった前課長の他支社への異動に伴い、後任として本社から赴任してきた。性格は柔和だが、仕事に関して部下からの評判は……?
B:乙支社長
C:営業1課主任。入社5年目の中堅社員
D:B支社長の大学時代の同期で社労士

 乙支社の営業課は担当エリアごとに営業1課、2課、3課に分かれている。営業1課のC主任は仕事はできるが、かなり激しい気性で部下に対してパワハラ三昧だった前課長が他支社へ異動となり、「これで毎日のように怒鳴られることもなくなったぞ」とホッとしていた。