[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のカタイネン副委員長は14日、EU離脱後の英国との貿易協定は重要であり、協議開始に向け英国は他国に後れを取る必要はないとの見方を示した。

副委員長は「将来の合意に関する交渉を開始できると判断したらすぐに(貿易)交渉を開始する」とし、政治的な観点から英国との交渉を最後に回すような考えはないと語った。

EUは今年7月に日本と暫定的な貿易協定を締結したほか、年末までにメキシコおよび南米南部共同市場(メルコスル)との協議を終わらせる考え。向こう2年間でオーストラリアおよびニュージーランドとの交渉を開始し、完了させたい意向だ。

副委員長は、欧州委は同時に複数の貿易交渉を行う能力があることを示してきたと言及。また欧州委員会のセシリア・マルムストロム委員は、欧州委には貿易交渉において「同時進行できる素晴らしい能力」があると述べた。