<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル高/円安の111円後半。ドルは日経平均の上げ幅拡大や米長期金利の反発に呼応して、一時111.88円と約2カ月ぶりの高値を付けた。高値では利益確定売りや調整売りに押されて小幅に反落したが、下値リスクは限定的とみられる。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は大幅続伸。終値では2015年8月18日以来約2年1カ月ぶりの高値水準を付けた。国内連休中の米株高や円安を追い風に幅広い銘柄に買いが先行した。10月の衆院解散総選挙の観測が出たことも、自民党が勝利しアベノミクスが継続するという見方から支援材料となった。後場に為替が1ドル111円台後半までドル高/円安が進むと上げ幅は一時400円を超えた。

東証1部騰落数は、値上がり1679銘柄に対し、値下がりが279銘柄、変わらずが70銘柄だった。

<短期金融市場> 18時12分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.061%になった。準備預金の新積み期に入ったが、影響は限られた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.074%とマイナス幅を縮小。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%と横ばい。国庫短期証券(TB)買い入れは、弱めの結果になった。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

長期国債先物は反落。18日の米債安の流れを受けて売りが先行し、日経平均株価が想定以上に上昇幅を拡大したことも売りを誘った。現物債は金利に上昇圧力がかかった。長期ゾーンは日銀オペの応札倍率がやや上昇したことが嫌気されたことに加え、先物安が影響した。中期・超長期ゾーンも前週末の反動から調整地合いとなった。

衆院の解散観測に関しては、現時点では不透明要因が多く、消化し難いとの見方があった。

<CDS市場>

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で今週、指数、個別銘柄ともにタイト化が優勢となる見込み。米連邦準備理事会(FRB)が資産縮小を決定する見通しで、それでも米経済は底堅く推移する公算。円安を通じて日本企業も業績向上が見込まれており、株価の上昇に弾みを付けるとの期待感が膨らんでいるためだ。

*内容を更新しました。