[チューリヒ 19日 ロイター] - スイスの金融監督当局は19日、違法とみられる仮想通貨の提供元を閉鎖させたことを明らかにした。このほかにも、不正の疑いのある十数件を調査しているという。

連邦金融市場監督機構(FINMA)の声明によると、閉鎖されたQUID PRO QUOアソシエーションは、1年以上にわたり「E-コイン」と呼ばれる仮想通貨を提供。数百人の利用者から少なくとも400万フラン(420万ドル)の資金を集めていた。

FINMAは「同社の活動は銀行の預金受け入れに類似するものであり、金融市場の関連免許を保有していなければ違法となる」と説明した。

E-コインは「本物の仮想通貨」と異なり、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を利用してネットワーク上に保管されているわけではなく、QUID PRO QUOのサーバー上に保管されているという。

同社からのコメントは得られていない。