[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、ドルが下落した。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.3%安の91.780。ドル/円<JPY=> は海外市場で111.87円と8週間ぶりの高値をつけたが、終盤は0.1%安の111.47円で取引された。

米連邦準備理事会(FRB)は19─20日のFOMCで毎月の資産買い入れの縮小を決め、10月から開始するとの見方が大勢。また、12月のFOMCでの追加利上げ決定についても可能性を残すとみられている。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア・マーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「FRBの決定を前に、市場は少しそわそわしている」と指摘。「ドルにとっては、FRBが12月の利上げに疑問を投げかけるかどうかが最大のリスクだ」と述べた。

CMEグループがまとめる「Fedウォッチ」によると、市場が織り込む12月の追加利上げの確率は58%。

トランプ米大統領の初の国連総会での演説を前に、ドルは対円で下落していた。トランプ氏の演説により、北朝鮮の核開発を巡って米朝間の緊張が高まることへの不安が一部のトレーダーの間で広がったためだ。

結果としてトランプ氏は演説で北朝鮮を厳しく批判したものの、それほど過激な内容ではなかったと受け止める向きが多い。

ユーロは、欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れプログラムの期間を再延長する選択肢を残す可能性があるとのロイターの報道を受け、一時弱含む場面があった。

メキシコペソは対ドルで下落。メキシコが再び大きな地震に見舞われ、首都で建物などに深刻な被害が出ているとの報道を受け、ペソが売られた。

ドル/円 NY終値 111.58/111.61

始値 111.57

高値 111.83

安値 111.21

ユーロ/ドル NY終値 1.1992/1.1996

始値 1.1988

高値 1.2006

安値 1.1956