[東京 20日 ロイター] - 財務省が20日発表した8月貿易統計速報は、貿易収支が1136億円の黒字となった。黒字は3カ月連続。ロイターの予測中央値は939億円の黒字だった。堅調な米国向け自動車輸出がけん引し、輸出全体では前年比18.1%増と2013年11月以来の伸び率を記録した。

輸出は9カ月連続で増加し、金額ベースでは6兆2780億円だった。増加品目は自動車(14.5%増)、半導体等電子部品(19.1%増)、自動車の部分品(18.1%増)など。

中でも、輸出増に貢献したのは米国向けで、前年比21.8%増は2014年12月以来の伸びだ。2000─3000ccの自動車やギアボックスなどが好調だった。昨年は原材料やエネルギー価格が下落する中、輸出入の総額が抑えられていたが、今年はその要因が剥落したとみられる。

その他の地域別内訳は、中国向けが前年比25.8%増だった。

一方、輸入は前年比15.2%増の6兆1644億円で、8カ月連続の増加。品目では石炭(69.9%増)、液化天然ガス(27.4%増)、原粗油(14.3%増)などが寄与した。

*内容を追加しました。

(梅川崇)