[東京 20日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、わずかにドル安/円高の111.51/53円だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な取引は手控えられた。

ドルは111円半ばを中心に方向感なく推移。日経平均の寄り付き後と仲値付近に111.65円まで上昇したが、すぐに押し戻された。正午にかけて111.44円まで軟化したものの、同水準で下げ渋った。今晩のFOMCの結果発表までドル/円は小幅な値動きにとどまるとの見方が出ていた。

FOMCは米国の年内利上げ期待が高まるかが焦点だが、市場参加者の見方は分かれている。

FOMCメンバーの政策金利の想定を示すドットチャートに大きな変化はなく、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長も低インフレは一時的と強調すれば、タカ派的と受けとめられ、ドル買いで反応するとみられている。

一方、物価見通しが下方修正され、年内利上げ期待が後退すれば、ドル売りになるとみられる。その場合、高値圏にある米株式の動向がポイントになりそうだ。株式市場が好感すればリスク選好ムードが強まり、ドル/円の下支えとなる可能性もある。