[東京 20日 ロイター] - 安倍晋三首相は、2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化する財政健全化目標を先送りする方針だ。複数の政府筋が明らかにした。看板政策である「人づくり革命」や「生産性革命」を推進すると同時に、PB達成時期を20年代とする案が浮上している。

今月25日の記者会見で、臨時国会冒頭の28日に衆院を解散する意向を示すのに併せ、首相が表明する。

財政目標の達成時期について当初は「20年代半ば」とする案もあったが、より幅をもたせ、幼児教育や高等教育の無償化を優先したい考え。

首相は、外遊先から帰国する22日以降、自民党の岸田文雄政調会長と衆院選公約を協議。補正と当初を含む15カ月予算の編成も視野に、最終調整する方向だ。