2018年度から男女共学化がスタート 伝統を引き継ぎながら未来への革新を図る

八雲学園中学校・高等学校

2018年度から男女共学化がスタート
伝統を引き継ぎながら未来への革新を図る

著者・コラム紹介
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創立は1938年。時代に先駆けて取り組んできたグローバル教育と、多様な体験的プログラムを通した感性教育を礎に、2018年度から中学校の男女共学化に踏み切る。伝統と革新を調和させた同校のチャレンジに注目したい。

八雲学園中学校・高等学校
近藤彰郎理事長・校長八雲学園中学校・高等学校
近藤彰郎理事長・校長

 1938(昭和13)年に創立し、来年度創立80周年を迎える八雲学園。「英語の八雲」と呼ばれ、英語教育に定評のある女子の伝統校だが、来春、大きな変革がある。男女共学化がスタートするのだ。

 「これまで本校は、受け継ぐものをしっかりと見極め、必要とされる新しい風を躊躇なく吹き込むことで、時代に合った伝統をつくり上げてきました。戦前からつくってきた先駆的な英語教育もその一つです。来年度からは、時代の流れを見極め、男女共学校としてスタートします。これからの時代は、男女が協働する時代です。お互いを理解し合い協力し合うためには、中高時代を共に学び、お互いを尊重(リスペクト)する心を育てることが必要だと考えたからです」 近藤彰郎理事長・校長は、共学化の目的をそう説明する。

 共学化されても、同校の特徴や強みは変わらない。むしろ強調され、活性化する。時代に先駆けて取り組んできたグローバル教育がその一つだ。

米国の海外研修センター
「八雲レジデンス」を拠点に研修・留学を実施

八雲レジデンス同校の海外研修センターである「八雲レジデンス」。太平洋を見下ろす眺めと豊かな自然に囲まれた施設は、海外研修や語学留学の活動拠点として利用される

 もともと同校では、教科としての英語教育の他に、使える英語を習得するために独自の英語教育を実践している。毎年秋には校内に、12カ国約60人の外国人講師を招き、一日中英語に親しむイングリッシュファンフェアーや、英語祭、英語劇などの多彩な英語関連行事を開催している。

 また中3の米国海外研修や、高1の9カ月プログラムなども実施し、6年間を通して生きた英語に触れる機会をさまざまに設けている。

 その研修や留学の拠点となるのが米国カリフォルニア州ロサンゼルスの北、サンタバーバラにある「八雲レジデンス」である。海岸に面した丘陵の中腹にあり、約5万坪の広大な敷地内に宿泊施設やゲストハウス、温水プールやテニスコートを備えた、同校専用の校外施設である。

 中3の米国海外研修では、その「八雲レジデンス」に宿泊しながらUCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)の授業に参加する。高1の9カ月プログラム(選抜された生徒が参加)も、ここをベースに実施される。

 「特に9カ月プログラムは、事前学習と事後学習各3カ月を含めたプログラムで(上図表参照)、現地ではUCSBの寮に宿泊し、250時間のオリジナルの語学教育を実施、徹底して英語4技能を育てます。14年から始まったプログラムですが、これまで参加した中では、国際的な英語力の基準であるCEFR・B2レベルに達している生徒も出ており、英語力はもとより、人間力が育つなど、大きな成果を上げています」(近藤校長)

(右)中3の米国海外研修(全員参加・2週間)では、UCSBで実施される授業を中心に、姉妹校であるCate School(ケイトスクール)との交流会なども行われる
(左)米国の名門Yale大学と交流を行っている。2013年より毎年、同大のアカペラグループが来校。コンサートの他に英会話の授業へも参加、吹奏楽部・軽音楽部などと交流している
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学校データ

八雲学園中学校・高等学校

最寄駅
東急東横線「都立大学」

所在地
152-0023
東京都目黒区八雲2-14-1

TEL
03-3717-1196

URL
http://www.yakumo.ac.jp/

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