[フランクフルト 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、新たな無担保翌日物金利の公表を2020年までに開始することを明らかにした。現在の指標金利を補完する参考金利となる。

「新たな金利は、ECB短期市場統計に沿った銀行からのユーロ取引報告に基づく」とした。

現在はEURIBORやLIBORなどの銀行間取引金利が指標金利として利用されている。

ECBは声明で「2020年までに導入される金利は、民間が算出している既存の指標金利を補完する参照金利となる」と指摘。概要は来年公表し、銀行からの意見を求める。

ただECBは、翌日物金利のみ算出可能で、既存の指標金利を置き換える能力には限りがある。より長期の金利を算出すれば、望ましいと考える政策姿勢と解釈される恐れがあるためだ。

ECBは「純粋に取引に基づいた、より長期の参照金利を構築するための取引が現在、十分行われていないようだ」と指摘した。

より長期の指標金利を毎日公表するために、一部専門家の判断が必要になる可能性があるとの認識を示し、「そうした判断を中銀が行うことはできない」とした。

*内容を追加して再送します。