[ストックホルム 21日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は21日に公表した9月6─7日の政策会合議事要旨で、最近のインフレ率の上昇は一時的なもので、今後の政策は他の中銀の政策次第との認識を示した。スウェーデン中銀は当面、超緩和策を継続する可能性が高いとみられる。

中銀は同会合で、マイナス0.5%の政策金利と債券買い入れ策の現状維持を決定した。

議事要旨によると、中銀はインフレとインフレ期待について、継続的にしっかりとした状態になる必要があるとし、インフレ率が短期間目標水準を上回ることはさほど大きな問題ではないとの見方を示した。

欧州中央銀行(ECB)の緩和策から大きく離れた政策を講じると通貨クローナが上昇する可能性があり、選択肢はかなり限られていると中銀は考えている。

8月の基調インフレは、中銀目標の2%を2カ月連続で上回った。住宅市場の過熱などにより、今後中銀は問題に直面するとの指摘もある。

ただ、複数の理事会メンバーは、物価と賃金の不安定な上昇は見られず、経済が過熱している兆しはないとの見方を示した。

クローナの上昇を警戒する中銀は、ECBが引き締め政策に転じるまでは政策変更をしない可能性が高い。