[ブリュッセル 22日 ロイター] - エネルギー・コンサルティング会社FGEは、電気自動車の普及よりもガソリン車の燃費向上が、ガソリン需要の大きな脅威になるとの見方を示した。

FGEの石油需要担当責任者Cuneyt Kazokoglu氏が、プラッツ主催の会合で述べた。

欧州やアジアでは、ガソリン車から電気自動車への移行を促す動きが出ているが、同氏は「(ガソリン需要はいずれ)ピークに達するが、背景は電動化ではなく、燃費の向上だ」と発言。「約15年後にはピークに達するだろう」との見方を示した。

世界のガソリン消費は、燃費の向上で2016年から2040年にかけて日量1130万バレル減少する見通し。これに対し、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車の普及に伴うガソリン消費の減少幅は、同530万バレルにとどまる見込みという。

軽油などのディスティレート(留出油)については、空輸・トラック輸送・船舶輸送などで使われるため、需要は底堅いと指摘。

世界の乗用車に占めるディーゼル車のシェアは、現在の15%から2030年には8%前後に低下する見通しという。