9月20日、米アップルがこのほど発表した新型スマートフォン「iPhone」がさほど革新的ではなかったため、中国や韓国の競合勢には高額機種の市場で追撃するまたとない機会が訪れたとの見方が出ている。写真は、小米科技の機種を手に取る男性。ウクライナ首都キエフで5月撮影(2017年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

[香港/シンガポール 20日 ロイター] - 米アップルがこのほど発表した新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」がさほど革新的ではなかったため、中国や韓国の競合勢には高額機種の市場で追撃するまたとない機会が訪れたとの見方が出ている。

 新型アイフォーンが備える無線充電機能や大画面、デュアルカメラといった特徴は、既に中国の華為技術(ファーウェイ)、OPPO(オッポ、広東欧珀移動通信)、韓国サムスン電子などの機種に幅広く採用されている。

 アイフォーンの高額機種が1000ドル近くするのに対し、アジア勢はより安い価格で戦いを挑む。

 中国メーカーはかつて、他社の技術を真似て安いスマホを次々と製造するイメージだったが、今では手頃な価格の高性能機種を作り出し、巧妙な販売促進戦略も駆使して忠実なアップルユーザーの一部まで奪うようになった。

 中国メーカーの急成長は強い国内販売に支えられてきたが、CLSAによると現在はスマホの40%を輸出している。これはわずか3年前の2倍。

 華為の欧州向けスマホ輸出は上期に50%超増加しており、もう少しでアップルから世界第2位のスマホメーカーの地位を奪う勢いだ。