[ワシントン 21日 ロイター] - 米上院司法委員会のグラスリー委員長(共和党)は連邦捜査局(FBI)に対し、昨年の大統領選挙期間中にトランプ陣営にロシアによる介入の可能性について警告したかどうかを問う書簡を送付した。

グラスリー氏の事務所が21日に明らかにしたところによると、同氏はレイFBI長官に送った20日付の書簡で、FBIがトランプ陣営にブリーフィングを行ったかどうか回答を求めた。

書簡では、FBIがブリーフィングを行ったのであれば、トランプ陣営がどのような対応をしたかが重要な問題になると指摘。一方、警告を行わなかったとすれば、そうした決定に至った経緯が重要な点になるとした。

グラスリー氏によると、米メディアはFBIが2008年大統領選の際にマケイン上院議員の陣営に同様の警告を行ったと報じており、FBIが昨年の大統領選で異なる対応をとったとすれば、経緯が問題になるとした。

書簡では、FBIがブリーフィングを提案したにもかかわらずトランプ陣営が断った可能性については問いただしていない。

米当局筋によると、昨年の大統領選後、トランプ氏にロシアについて説明するため情報当局者がニューヨ-クに出向いたが、ブリーフィングがキャンセルされたことが到着後に判明したという。

トランプ陣営の選対本部長を一時務めたポール・マナフォート氏はFBIの捜査対象となっている。