[オタワ 22日 ロイター] - カナダは、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り必要なら交渉を打ち切る可能性を過去に示したが、政府関係者は米国への依存度が大き過ぎるなか、強硬手段を取ることは難しいとの見方を示した。

米・カナダ・メキシコによるNAFTA再交渉の第3回会合はカナダの首都オタワで23日に開催されるが、まだ協議されていない難題は多い。

トランプ米大統領は大幅な変更がない限り、NAFTAを解消すると主張。一方、カナダは先月、米国が紛争解決メカニズムの撤廃を推し進めるなら交渉打ち切りも辞さない意向を示していた。

ただ政府関係者は、交渉打ち切りはトルドー政権にとって依然として最後の手段と指摘。新たな協定で損するよりも協定を結ばない方が良いことは確かだが、「それが非常に特別な状況であることは明らか」と述べた。

カナダからの財の輸出のうち、米国向けは75%を占めている。