[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツのガブリエル外相は23日、メイ英首相がイタリアで行った欧州連合(EU)離脱方針に関する演説について、具体的な内容に欠けていたとして失望感を表明した。

ガブリエル氏は記者団に「具体的な内容は何もなかった。英政府はどのような条件でEUを離脱する方針なのか明確に説明する必要がある」と強調した。

外相はまた、英国が清算金として600億─1000億ユーロ(720億─1200億ドル)を支払うべきという要求をEUは堅持すると説明。EU離脱の決定は大きな誤りという考えに変わりはないと続けた。

メイ首相は22日の演説で、離脱後2年間の移行期間を設け、EU単一市場へのアクセスを維持することを提案した。

フランスのマクロン大統領はこの直後に、在英EU市民に関する規定や英国が支払う清算金、アイルランドとの国境問題について依然として説明が不足していると指摘。「この3点が明確にならなければ、他の問題についても前進は望めない」と述べた。