[ミラノ 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は24日、次期ECB総裁を決定する際は、国籍を理由に拒否権を行使することは認めるべきではないとの考えを示した。イタリアの国営テレビRAIとのインタビューで語った。

イタリアのレッタ元首相は最近、ワイトマン氏がドラギECB総裁の後任となれば「大惨事」になると発言しているが、これに関する質問に対しワイトマン氏は発言は承知していないとしながらも、「特定の国を除外すれば、EUやユーロのイメージ向上につながらないことは明白だ」と指摘した。

49歳のワイトマン氏は2011年5月に総裁に就任。現在の任期は19年4月までとなっている。イタリア人のドラギ総裁は11年11月に就任し、任期は19年10月まで。

独誌シュピーゲルは今月、フランス、イタリア両政府がドイツ出身者が次期ECB総裁に就く可能性はあるとしつつも、ECBの量的緩和策を批判してきたワイトマン総裁は受け入れられないとの立場を示唆したと報じている。